例の手塚さんの詩の英訳プロジェクト。
自分の分のproofreadingは一応一区切りつき、友人が担当している詩の仕上げをしている。いつもCreative Writingのグループをしてくれる本職の劇作家にproofreadingをお願いする。患者が創作している合間を縫って、読んでもらう。
時間をかけて、何も聞かずに仕上げてくれた。そして、突然、「この詩をみんなにシェアしてもいい?」とのこと。頷くと、患者に向かって朗々と読み上げてくれる。
かつてはNYで表舞台に立っていたこともある人なので声がいい。一つ一つ言葉が患者の心に伝わっていくのが感じられる。患者も、"freedom"や"truth"を感じる、"encouraging"だと好評。
詩が生き物と感じた瞬間。みんなに伝わって初めて生き生きと動き始める。詩に感応して、英語で育った患者の心に届くように表現してくれた彼はやはりすごい。